専門学校の「単位」とは?

2026年09月17日/専門学校ニュース

専門学校への進学を考えていると、「単位」という言葉を目にすることがあります。


これまで専門学校では「授業時数」を基準とする仕組みが中心でしたが、

2026年4月から、専門課程では「単位」を基準とする仕組みが原則となりました。


ここでは、専門学校の「単位」とは何か、2026年4月から何が変わったのか、そして留学生が知っておきたいポイントを紹介します。


1.専門学校の「単位」とは?

「単位」とは、授業科目ごとの学修量や学習の成果を表すものです。

専門学校では、授業や実習、演習などを受け、試験・レポート・制作物などの成績評価で基準を満たすことで、単位を修得します。

そして、卒業するためには、学校や課程で定められた修了要件を満たす必要があります。


つまり、授業に出席するだけでなく、必要な授業を履修し、決められた評価を受けて単位を修得することが大切です。


2.2026年4月から何が変わった?

2026年4月1日から、専門学校の専門課程では、

これまでの「授業時数」を中心とした仕組みから、単位を基準とした教育課程の編成が原則となりました。


昼間学科の場合、修了に必要な単位数は原則として、

31単位 × 修業年限 とされています。


例えば、2年制の課程であれば62単位、3年制であれば93単位が基準となります。


ただし、2026年4月1日より前に入学した学生については経過措置が設けられており、従来の制度が適用される場合があります。

また、具体的な授業内容や単位の修得方法などは学校・課程によって異なります。進学を考えている学校の募集要項やカリキュラムなどを確認しましょう。


3.単位が足りないとどうなる?留学生が知っておきたいこと

必要な単位を修得できなかった場合、進級や修了に影響することがあります。

学校の規定によっては、再試験や再履修などの機会が設けられている場合もあります。

では、留学生が単位不足によって進級できなかった場合、どうなるのでしょうか。


留学生であっても、学校の規定に基づいて留年することはあります。


ただし、在留資格「留学」で日本に滞在している場合は、学校の制度だけでなく、在留期間にも注意が必要です。

進級できず在学期間が延びる場合、現在の在留期間では卒業まで在学できない可能性があります。その場合は在留期間の更新が必要となります。

在留期間の更新は自動的に認められるものではないため、単位不足や進級について不安がある場合は、早めに学校へ相談することが大切です。


専門学校選びでは、「何を学べるか」だけでなく、「どのような仕組みで卒業まで学ぶのか」も確認しておきましょう。


※本記事は2026年9月時点の文部科学省・出入国在留管理庁等の公表情報をもとに作成しています。

単位の修得方法、進級・修了の条件は学校・課程によって異なります。詳細は各学校の最新の募集要項・学則・カリキュラム等をご確認ください。


参考

文部科学省「学校教育法の改正について」

文部科学省「令和6年度学校教育法等の改正に係るQ&A」

文部科学省「専修学校設置基準」

出入国在留管理庁「在留期間更新許可申請」